少し前に完成していました。
8作目は、細い糸を使ってみたいと思いまして、この ウサギ の図案にしてみました。
あと、今までに刺したことのないデザイン(図案)で、このようなものも一度は刺してみたいと思ったので選んでみました。
一目刺しの花ふきん ほんわか ウサギ
針や糸がついているキットを購入しました。
よく考えたら、同梱の針は使わないのでその分もったいなかったかなと思います。
今回使用した針は、前回までの「アシェットさん」の針ではなく、
刺しやすいと評判で気になって購入した みすや忠兵衛さんの刺し子針 です。
一番最初に、アシットの針で刺し子を始めたので、手がそれに慣れてしまったのか、
オリムパスのキットについている針は、ボディが太めで手で持ったときにしっくりこなくて、ずっとアシットの針を使っていましたが、使いすぎたせいかサビが出てきてしまいました。
まだ使えるとは思うのですが、今回は糸が細いので、細い針穴のみすや忠兵衛の針を選びました。
みすや忠兵衛の刺し子針を買ってみた
特短~特長取合せ 5種各1本入り にしてみました。
左側がアシェット、右側がみすや忠兵衛 短針です。
針の長さ、太さはほぼ同じような感じですが、針穴の大きさが違います。
針穴は小さいですが、一番太いと思うオリムパスの刺し子糸も、ギリギリどうにかですが、糸通しを使わず通せました。
みすや忠兵衛の刺し子針は、
一般的な針は横方向に機械で研磨するのに対し、みすやの針は職人さんによる縦研磨なんだそうです。
縦に磨かれていることで布に引っ掛かり滑らかな針通りになっているそうで、
刺してみると、ホントにスッと布が通って刺しやすさにびっくりしました。
布を仕立てる、縦を刺す
今回も説明書通りに、布を中表に、図案の外枠から1.5cmのところを「わ」にして仕立てました。
針目が大きいので、真ん中から4方向に「しつけ」もしました。
外枠を縫い、次に縦の線をひたすら縫っていきます。
端まで刺したら、布と布の間に糸を通して折り返します。
裏側です。
縦が全部刺せました。
横を刺す
横線を全部刺し終わった状態です。
裏側です。
横線を刺す時に気を付けたことがあります。
表側から、普通に刺す時に気を付けてないと、ピンク丸枠のように縦糸絡ませてしまいます。
水色丸枠は、糸が渡らないよう気を付けながら刺した状態です。
これは、糸を渡らすか、渡らないようにするか、統一する方がいいよなーと思い、
裏側を確認しながら刺すのが、ちょっと面倒でした。
ななめ線を刺す
左上から、ななめ線を途中まで刺した状態です。
裏側です。(写真、上下逆です。)
完成
完成しました。
裏側です。
刺し終わった感想と反省点
思ったより数倍大変でした。
ただ、印刷されている線を真っすぐに刺せばいいだけのはずが、どうしてもこうもちゃんと刺せないもんかなと、ううっーとうなりながら刺していました。
仕上がりは、耳の長い部分の目はたわんで、どの線も一定ではなく、なんだかなーっていう感じです。
ウサギ なのに、あんまり可愛く思えないというのが正直な感想です。
そして、今回、糸のつぎ方をどうすればいいか、悩んだのですが、
youtubeで見た、はた結びでする方法でやってみました。
(どの動画か、探してみましたが見つかりませんでしたが、ありがとうございます。)
はた結びで糸をつないで、出来た小さい結び目は、布と布の間に入れるのですが、
それが上手く出来る時と出来ない時があり苦戦していましたが、
もう途中から、出来ない時は出たままにしておきました。
出来上がった後、裏側を見ても結びはよーく見ないとわからないほどで、あまり目立ちません。
そして、はた結び、、、難しい。これを書いている今、もう忘れています。
子どもの頃、母に教えてもらったのですがちゃんと、身についてなかったようで大人になってからも、出来る時と出来ない時があったのですが、
手で2本の糸を持って結ぶのと、刺し子でやるのとではまた勝手が違ってました。
また、機会をつくり、はた結びもちゃんと覚えたいと思いました。
あと、ななめの線を刺している時に困ったのが、ななめ線を糸がたるまないように気を付けながら刺しすすめても、少しするとなぜか、糸がすごくたわんでしまうのです。
たわみを直していくときに、はた結びでついだ結び目が布を抜けなくて糸が切れたりして、完成直前で2度やり直ししました。
布に針でグリグリ穴をあけて、結び目が通りやすいようにしたのですが、スッと入ってくれる時と入らない時があって。
あれってなんなんだろうー。
「初心者向け」ってなってますが、なかなか大変な ウサギ でした。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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