2日続けて「刺し子」の記事ですが、
こちらも、ゴールデンウィーク前に完成しておりました。
今回の模様は「霰亀甲(あられきっこう)」という、初心者の私的には特に見慣れない模様なのですが、
ネットで、初心者でも刺しやすい 図案プリント済の花ふきん はどれだろう?と探していて選んでみました。
選んだ理由は、
1.パッと見て「好きだ」と思える模様だった
2.交差と角の刺し方を気を付けながらも、ひたすら刺していけばよさそうだった
からなのですが、
購入直後は、「なんでこんな難しそうなの選んだんだ!自分!!」と思いました。
「十字つなぎ」「矢羽根」「七宝つなぎ」と刺していき、
満を持して!!「霰亀甲(あられきっこう)」にチャレンジすることにしました。
今回もオリムパスの 図案プリント済の花ふきん にしました。
「霰亀甲(あられきっこう)」 H-2013です。
糸は、オリムパス刺し子糸 1番(白) です。
布を仕立てる
今回も、布を中表にして図案の外枠から約1.5cmのところを「わ」にして、
仕立てました。
晒の端が斜めにカットされすぎて2cmの余白が取れませんでしたが、今回は1.5cmでいい感じになったと思います。
刺し始め
外枠を刺す。
右下角、3目手前から刺し始めて、グルリと1周刺して最後3目が、刺し始めの3目と重なる刺し方です。
刺し順①縦線を刺す
外枠1周刺し終わり、最初の所まできたら、糸は切らずに
外枠最後の目は、針を裏側に出さずに、表布と裏布の間に針を入れて、右下の縦の線の1目め(表布側)に針を出して3目刺します。
表布と裏布の間に糸を渡しながら、縦の線だけを刺していきます。
縦線を全て刺した状態です。
裏はこんな感じです。
刺していて、途中間違えに気づいた箇所がありました。
右側半分と左半分、目の数が違っています。
これは、布と布の間に糸を渡して、次の線の上に針を出す時に、
誤:針をいったん裏側に出して、また表側に出す。(一目増える)
正:布と布の間に入れた針をそのまま表側の線に出す。
「誤」の方は、裏側に針を出すのに、裏側に出す位置がわからないので、表側から針を刺して小さく穴を開けたり、マチ針を刺したりひと手間がかかって面倒だったのですが、なぜか、これが正解だと思っていました。
途中、そんなややこしい事はしなくていいことに気づきました。
他の模様によっては、模様をつなげるために裏面に一目作った方がよい場合もあるので、その時は「誤」の方法でいいのかなと思います。
②横線を刺す
一番下の、ジグザグの線を刺します。
端まで行ったら、上の大きめの斜め線を表布と裏布の間に糸を渡しながら、横の線を刺していきます。
↑の写真は、横の線を半分以上刺した状態ですが、
横の線を刺し進めていくと、うわっーと模様がどんどん出来てくるのが刺していて面白かったです。
模様が浮き上がってくる感じです。
完成~
途中まで悩みながら刺していたので、少し時間はかかりましたが、
気持ち的には、楽しくあっという間に刺し終わった印象です。
裏はこんな感じ。
完成の写真2枚は、水洗い後、アイロンをかけた状態です。
反省点・振り返り
交差する所の針目の長さを揃えられるよう意識して刺しましたが、出来上がってみるとバランスの悪い目もあったりして、難しさを実感してます。
角がシャープではなく、全体的にソフトな亀甲模様だなあと思います。
しかし、手に取って見てみると、今まで刺したふきんの中で一番「刺し子のふきん」らしく見えます。
色が藍色で粗が目立たないからかもしれないですが、一番「シュッ」としているように見えます。
嬉しくて何度も手に取って眺めてしまいます。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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