刺し子初心者、5作目は、再び 七宝つなぎ です。
七宝つなぎは、アシェットさんの「はじめての刺し子」創刊号で初めて刺した模様です。
第1回目の「七宝つなぎ」は、刺す布が晒ではなくシーチングだったり、途中刺し方を間違えた箇所があったりで残念ポイントが多かったので、
もう一度「おさらい」も兼ねて「らくらく刺し子 花ふきん 七宝つなぎ」を刺したのですが、
らくらくすぎて、刺し目、模様が大きく、全体的に間延びした感じだったのでアレンジを加えたら、本来の七宝つなぎの模様ではなくなってしまいました。
これはこれでよかったのですが、やはり「七宝つなぎ」の模様のふきんも欲しかったので、もう一度刺してみることにしました。
今回もオリムパスの 図案プリント済の花ふきん にしました。
NO.3 の「七宝つなぎ」です。
糸は、オリムパス刺し子糸 13番 です。
束になった糸を見ると、少しくすんだピンク色に見えますが、実際刺してみると明るい可愛いピンクだと思います。
前回の「矢羽根」を刺した時、なぜかテンションがあがらなかったので、
明るい色で刺そうと思いこの色にしてみました。
布を仕立てる
今回も、布を中表にして、図案の外枠から約2cmのところを「わ」にして、
全体的に周囲約2cm、余白があるようにしました。
刺し始め
右下角、3目手前から刺し始めて、グルリと1周刺して最後3目が、刺し始めの3目と重なる刺し方です。
外枠を刺し終わった状態です。
今回も、真ん中から十字に「しつけ」をしました。
縫い目がテキトーでちょっと恥ずかしいですが…。
刺し順
「七宝つなぎ」に限らず、刺し順にいつも悩むのですが、
色々調べても、人それぞれで正解はない感じがします。
なので、要はちゃんと刺せてればいいのかな、という結論に至りました。
「七宝つなぎ」を3回刺して、この順番が自分にはしっくりくると思った刺し順を記しておきます。
ちなみに、オリムパスさんの説明書きでは、ざっくりすぎてわかりませんです。
(線、文字が汚くてすみません。)
①外枠を刺して終わり、1周して最初の角に戻ってきました。
②糸は切らずに、外側の角から対角へ波線を刺していき、折り返しもう1本の波線を刺して戻ります。
これで、真ん中に1本鎖のような模様が刺せました。
ここでいったん、すくい縫いで3目刺し戻り糸を切ります。
③ひとつ上の模様を刺し始めます。(4枚の花びらをひとつの模様と見る)
刺し始めは、いきなり角からではなく、角近くの外枠の3目から、かさね刺し(針目の裏を2.3目すくうように重ねて刺す)をして、表側の刺し始め位置に針を出し、波線を刺し始めます。
③続き
外枠までいったら、今度は折り返すのではなく、ピンク色の線(汚くてすみませんっ)のように波線をグルリと刺し、初めの角に戻り波線が1周刺せました。
そして、対になるもう1本の波線も同様に1周刺します。
また一つ上の模様も同じように刺していきます。
鎖状の模様の波線をどんどん、一筆書きのように刺し進めていく感じです。
必ずこうだ!という正解もないように思うので、自分でどうやって刺して行こうか考えながら刺していくと面白かったです。
今回の私の刺し順(③の線)は、
アシットの「はじめての刺し子」のテキストとでは、模様の刺し始めが逆なのですが、
これもどちらからでも刺し終えることができるので、どちらでもいいのかなと思います。
外枠に突き当たる時に、円いカーブのまま刺し進めた方が目がつながってキレイに見えるかなと途中で気づきました。
最後の方で気づいたので、また、この点に気を付けてもう一度チャレンジしようと思います。
(上手く説明できてないと思います。すみません。)
完成~
3回目で、手順がわかっているせいか、あっという間に完成しました~。
今回も、外枠の外の部分の空白が空きすぎて間延びした感じだったので、
もう1周外枠で囲ってみました。
裏です。
反省点・振り返り
前回、花の中心の部分、目がきれいに揃ってなかったので気を付けたつもりでしたが、
上手く出来てる部分と出来ないない部分が半々くらいです。
また、これまではこんなことはなかったのに、
今回、刺し終わった後、裏面で始末した糸が表面にプチッと出てしまった箇所がありました。
糸の切り方が悪かったのかな、とも思いますが、何か間違ったことをしているのでは…とちょっと不安に思ったりしています。
水洗いして、アイロンをかけましたが、見た目はあまり変わりませんね。
まだまだ、がさつな仕上がりですが、きれいな針目で刺せるようこれからも
100本ノック!!
頑張ろうと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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