偶然、テレビのCMで見かけてググってみたら、なんだか面白そうだったので買ってみました。
アシェットさんの「はじめての刺し子」
創刊号は、特別価格で299円(税込)です。
次号からは、1599円(税込)になり、80号までの予定だそうです。
毎号1枚ずつのモチーフと小物を刺しながら、刺し子を楽しく学べます。
表紙のようなマルチカバーを作るには、80枚の刺したモチーフが必要だそうです。
以前から、刺し子に興味がありやってみたいと思っていたのですが、どこから始めていいかわからず、気持ちだけが残っていました。
「すぐに始められる材料付き」ですし、
刺し子がどんなものか、自分に合ってるのかどうかもわかるし、
特別価格299円のお陰で悩むことなく買えました。
今号に付属されていたのものは、
刺し子用布(紺色)
こぎん刺し用布(朱色)
刺し子糸
刺し子針(長短2本)
チャコペンシル
です。
「はじめての刺し子」をはじめて刺す
って、ここまで何の問題もなくスムーズそうですが、実は、付属品を箱から出して透明のプラスチックから取り出すのに往生しましたわ。
本当、年を取ると普通が普通じゃなくなります。
そして、針に糸を通すーーーー。
のも、通りません。糸を二つに折ってとんがらせるとか、色々やったのですが苦戦。
最終的に、一番やりたくなかったけど、糸を斜めカットしてからのなめりーのして、やっと通りました。(敗北感…)
針を持って何かをするとか本当に久しぶりです。
2年前に、娘の誕生日のカードを紙刺繍で作った以来です。
針は長短2本あって、どちらを使うなどの説明はなかったのですが、
私は長い針を選びました。
理由は、針穴が大きかったからです。フン!!(鼻息)
ド素人に、長い針は使いづらいんじゃないかとも思いましたが問題なかったです。
さあ、手に布と針を持ち、どうするのか?
初めてなので、手がとまります。
どれどれと、テキストを見ながらやってみます。
図案の外枠を、刺し始めの目、手前3目めから刺しはじめます。
ここで問題が!私は、左ききなので、
食事、字を書くのは右で、ハサミ、スポーツ、包丁、縫物などは左というヤツです。
元々左ききだったのを親親戚に直されたのですが、
そのせいで、けっこう大きくなるまで左と右がわからなかったり(ようやく最近わかってきた)、
水道の蛇口を逆にひねるとか、靴を左右逆に履いたりとか、子どもの時はなかなか大変でした。
話を戻します。
私は、左ききなので、テキスト通りにはいかず、右角ではなく左角からはじめなければいけません。
何もわからずやっているので、テキスト通りにできないのはちょっと困りました。
じっーーーーとテキストを見つめ考えます。
↑写真は、左角3目手前から縫い始めて、ぐるっともうすぐ1周できそうっていうところです。
縫ってる途中で、印刷済みラインの白い粉がポロポロ落ちてきて、
線も薄くっていくんですが、
これって最後まで持つかなーという不安がよぎりましたが、
最後の方は、線が消えかけていた箇所もあり、ギリギリいけたっていう感じでした。
そして、ちゃんとテキストをちゃんと読んでなくて後で知ったのですが、
「図案が消えたり薄くなった場合は、チャコペンシルで書き直しましょう」と
書かれてありました。
そのためのチャコペンシルだったのかー。
結局、最後まで使いませんでした。
そして、外枠の線を刺し終わり、次に中の模様を刺していくのに、刺し始めの場所を間違えて刺し順を迷走したり、
刺し方も、糸を交差させてはいけないのに交差したり、なんだか、グダグダになってきました。
これって「刺し子」ではなく「縫物」じゃん!!!
独り言が悲しく部屋に響きます。
そして、
苦戦しつつも、無心でチクチク刺し続け……
ジャーン!!できましたー。
とりあえず、刺し終わりました。
はじめてだから仕方ない…。
これをお見せすることを少し迷いました。
あんまり下手すぎて…。
あんまり器用じゃない人が、
でも、本当に、初めて刺し子するとこんな感じなんだ、と生温かい目で見てもらえたら嬉しいです。
裏はこんな感じです。
もう、出来上がり云々より、完成したことがうれしいー。
そして、1枚の薄いペラペラの生地なのでこのままでは使い途がないので、
家にあった、未晒しの晒布と合わせてみました。
紺×ベージュって好きなのでちょうどよかったです。
晒布を、刺し子布と同じ大きさにして、端を折込み、コの字縫いで縫いました。
物の上に軽くかけたりしようと思います。
裏はこんな感じです。
こんな感じにマットにしてもいいですね。
2枚合わせて縁がぷっくりしているのが何気にいいと悦に入ってます。
はじめての刺し子、このままじゃー終われませんので、もっときれいな刺し目でできるようこれからやっていこうと思います。
マルチカバーは作りませんが。。。
「はじめての刺し子」をやってみた感想
刺し子を始めるいいきっかけになってくれて本当によかったです。
一つの作品を作れて、
刺し子をするために必要な、
「刺し始めと刺し終わり」と「糸の継ぎ方」を知ることが出来ました。
これさえ知っておけば、いろんな図案に挑戦できます。
最後に、
初めて刺し子をするにあたり、この「はじめての刺し子」のテキストだけではわからない部分などを、いろいろな「刺し子の動画」で解決させていただきました。
動画実況者の皆様ありがとうございました。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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